【レポート】令和4年度「機械学習のためのPython講習会」

岐阜県IoTコンソーシアム
「機械学習のためのPythonオンライン講習会」を開催しました

 当講習会は、岐阜大学工学部教授・人工知能研究推進センターセンター長の加藤 邦人先生、そして岐阜大学特任教授で早稲田大学教授の速水 悟先生のご協力を得て、今年で4回目の開催となりました。
 本講習会は、会員の皆様のDeep Learning(深層学習)の理解・活用および一層のIoT活用促進のため、機械学習モデルを実装するために必要な言語であるPythonの操作方法と、Deep Learningに用いられるライブラリの使用法を習得していただく内容となっています。
 また、11月11日・25日に岐阜県産業技術総合センターと岐阜大学人工知能研究推進センターが主催する「Deep Learning講習会」受講予定の方には、その前提となる講習会になります。
 

日時:令和4年10月21日(金) 13:00~16:30(受講者数:20名)
   令和4年10月28日(金) 13:00~16:30(受講者数:20名)
会場:オンライン(Zoomミーティングを使用)
講師:速水 悟 教授
    早稲田大学研究院教授
     GCS(グリーン・コンピューティング・システム)研究機構上級研究員
    岐阜大学特任教授  他
講習内容:
  (1日目)
   1. Python基礎
   2. データの可視化(Matplotlib)
   3. 統計データ解析
  (2日目)
   4. 人口知能最前線の紹介
   5. 教師あり学習(回帰、クラス分類)
   6. 教師なし学習(クラスタ解析、次元削減)
  ※1.3.4.5. は速水教授、2.6.は岐阜大学大学院生が講師
    
主催:岐阜県IoTコンソーシアム
協力:岐阜大学人工知能研究推進センター、岐阜県産業技術総合センター
   東海国立大学機構航空宇宙生産技術開発センター

 
後記:
 講義のあとの演習は、ZOOMのブレイクアウトルーム機能を使い、A~Eグループ4名ずつに分かれて演習を行うスタイルでした。各ブレイクアウトルーム内には岐阜大学大学院生2名がアシスタントとして常駐しており、分からないことをダイレクトに質問したり画面共有して教えてもらうことができるため、受講者は対面でなくても安心して受講できたのではないかと思っております。
 速水教授が受講者に「この機会を有効に使ってください。どんなことでもいいから質問してください」と積極的に声掛けし、受講者に寄り添って回答される姿が大変印象的でした。