【レポート】令和2年度 12/8(火) IoT・イノベーション創出セミナー

「デジタルトランスフォーメーション(DX)で社会の課題を解決
~地域と企業を活かすDX~」
を開催しました

新型コロナウイルスの感染拡大により従来のビジネス環境は大きく変化しています。その激しい変化に対応するために、テクノロジーによってビジネスのしくみや経営を再構築すること、すなわちデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現が求められていることから、慶應義塾大学の研究員として全国各地でDXの実現に取り組んでおられるオークツ株式会社代表の大江貴志氏と、新しいサービスを創造することで本年4月に東証一部上場を果たされたトビラシステムズ株式会社代表取締役社長の明田篤氏をお招きして、各々の取り組みをご講演いただきました。いつの時代にも普遍的に求められるイノベーションの取り組みの参考になるセミナーでした。

 

日時:令和2年12月8日(火)13:00~15:50
会場:1.オンライン(Zoomウェビナー)
   2.サテライト会場 ソフトピアジャパンセンター11F セキュリティセンター

 

【講演1】「今こそ知っておきたい『地域と企業を活かすDX』とは?」

講師:大江 貴志
    慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 岸博幸研究室
     地域みらいプロジェクト研究員
    オークツ株式会社 代表
概要:地域でのDX活用のカギは「地元が抱える課題を地域と企業が一緒になって
   解決出来るか?」という観点から高齢化や事業承継への対応、持続可能な
   経営の実現など、地域DXのポイントは鯖江や沖縄などにおける産業と観光
   の事例を紹介。

 

【講演2】「テクノロジーで社会課題の解決に挑む」

講師:明田 篤
    トビラシステム株式会社 代表取締役社長
概要:ビッグデータの分析により大きな社会課題である迷惑電話を防止する
   「迷惑電話フィルタ」を開発・改良しセキュリティ分野への取り組みを
   拡大するより良い未来の扉となるトビラシステムズの取り組みを紹介。

 

 

【パネルディスカッション】
 モデレーター: 松島 桂樹   岐阜県IoTコンソーシアム理事長
 パネラー  : 大江 貴志 氏 オークツ株式会社 代表
         明田 篤 氏  トビラシステムズ株式会社 代表取締役社長

パネルディスカッションの様子

松島理事長の「デジタルで何をどう変える」の前に「何のために」があるという語りから、大江氏と明田氏が自らの経験談を交えながら、DXを実現するための目的は何か(「何のために」)、地域活性化のために重要なこと、課題等についてディスカッションしていただきました。

 

【主催】岐阜県IoTコンソーシアム
【共催】公益財団法人ソフトピアジャパン、スマートワーク推進ネットワーク、
    ぎふIT・ものづくり協議会