” IoT導入で工場全体の生産性向上! IoTのモデル工場見学”を開催しました 株式会社大野ナイフ製作所(関市)
㈱大野ナイフ製作所はIoT導入を早期から取り組み、さらに令和2年度・令和3年度と岐阜県IoTコンソーシアムの補助金等を利用し、手作業工程も含めた90以上もある全行程の管理を実現。また、製造工程の自動化と同時にIT企業と協力し、内部人材のIT教育を行うことで社内でも様々なシステムを開発し、ユーザー企業目線の当日の生産量や稼働状況などの「見える化」を実現し、工場全体の生産性向上につなげています。今回は、全体最適を実現した本社工場に加え、今春完成したばかりの新工場も見学させていただきました。
◆開催日時 令和4年11月17日(木)13:20~15:00
◆参加人数 7名/6社
◆株式会社大野ナイフ製作所 大野社社長のご挨拶
◆事務局後記:
24時間ロボットの稼働やIoTの導入で品質を安定させ、人にしかできない工程ではより高度な技術を身につけてもらう。まさしく人と機械が融合(共働)している工場を見学させていただきました。質疑応答では大野社長が直接回答される場面も多く、失敗体験にもとづく自社内製化への方向転換の話、生産管理システム導入は一人専任を作るべきというアドバイス、IoTを進めるうえで大切なことは現場の人間とよく話し少しずつ進めることが大切という話を含め、参加者の皆様にとても参考になったとの評価をいただきました。「IoT導入はやればやるほど効果が出ておもしろい」という大野社長の言葉がありましたが、楽しむことこそIoT化成功の秘訣・秘策なのかもしれません。