「最新の生産・物流システムを見る」
株式会社ダイフク「日に新た館」を開催しました。
夏空の下。米原駅東口に「岐阜県IoTコンソーシアム」ののぼり旗を立てると、続々と参加者の皆さんが集合。 しぜんと名刺交換が始まり、会員同士の繋がりができた。
マイクロバスに揺られて45分、株式会社ダイフクに到着。2700人が働く120万㎡の広大な敷地である。門からまっすぐに伸びた道の両側には青々とした街路樹。その向こう側に並ぶ建物の一棟が本日の目的地「日に新た館」である。
耳に無線ガイド装置のイヤホンを装着し、見学に向かう。
1F | 自動車組立ライン、保管・管理システム
・体に負担をかけない姿勢での作業を実現した自動車組立ライン |
2F | 物流機器、ピッキングシステム、仕分けシステム
・IoTを活用した正確・迅速なピッキングシステム |
3F | ロジスティックス関連企業の展示
・自動搬送式納骨堂や洗車機など、技術を活かした新しい取り組み |
・「日に新た館」は1995年開館。昨年は22,700名が見学。今年は4月から6月で10,000人。ホームページを見て海外からの見学者が増加している。
・株式会社ダイフクの社是「日新」にもなっている「日に新た」とは、中国の古典「四書五経」の中の『大学』にでてくる言葉「笱(まこと)に日に新たに、日日に新たに、又日新たなり」より。
株式会社ダイフクのマテリアルハンドリングシステムは、IoTの活用に、ちょっとしたものづくりの工夫を加えて、モノを「効率的に・正確に・高速に」輸送・管理することを実現し、空間的・時間的に大きな経済的価値を生み出している。物流現場におけるIoT活用のヒントを得ることができた。
(お願い)今後、参考にしたい施設・工場等がありましたら、事務局までご連絡ください。