【レポート】7/27(金) 先進事例調査 第1弾

「最新の生産・物流システムを見る」
株式会社ダイフク「日に新た館」を開催しました。

夏空の下。米原駅東口に「岐阜県IoTコンソーシアム」ののぼり旗を立てると、続々と参加者の皆さんが集合。 しぜんと名刺交換が始まり、会員同士の繋がりができた。

マイクロバスに揺られて45分、株式会社ダイフクに到着。2700人が働く120万㎡の広大な敷地である。門からまっすぐに伸びた道の両側には青々とした街路樹。その向こう側に並ぶ建物の一棟が本日の目的地「日に新た館」である。

耳に無線ガイド装置のイヤホンを装着し、見学に向かう。

1F 自動車組立ライン、保管・管理システム

・体に負担をかけない姿勢での作業を実現した自動車組立ライン
・効率のよい格納
・高速ピッキング

2F 物流機器、ピッキングシステム、仕分けシステム

・IoTを活用した正確・迅速なピッキングシステム
・画像処理とロボットハンドを組み合わせた効率的な自動パレット載積システム

3F ロジスティックス関連企業の展示

・自動搬送式納骨堂や洗車機など、技術を活かした新しい取り組み
・株式会社ダイフクと連携している企業の展示スペース

・「日に新た館」は1995年開館。昨年は22,700名が見学。今年は4月から6月で10,000人。ホームページを見て海外からの見学者が増加している。

・株式会社ダイフクの社是「日新」にもなっている「日に新た」とは、中国の古典「四書五経」の中の『大学』にでてくる言葉「笱(まこと)に日に新たに、日日に新たに、又日新たなり」より。

株式会社ダイフクのマテリアルハンドリングシステムは、IoTの活用に、ちょっとしたものづくりの工夫を加えて、モノを「効率的に・正確に・高速に」輸送・管理することを実現し、空間的・時間的に大きな経済的価値を生み出している。物流現場におけるIoT活用のヒントを得ることができた。

 

(お願い)今後、参考にしたい施設・工場等がありましたら、事務局までご連絡ください。