【レポート】令和4年度 先進事例調査-第3弾-

” 自動搬送ロボットのテストフィールドとロボット研修施設の視察” を開催しました
株式会社バイナス(愛知県稲沢市)

 

 生産現場での活躍が期待されている自動搬送ロボット(AMR:Autonomous Mobile Robot)のテストフィールドと、ロボットの研修施設を備え現場を模擬的に再現することでリアルなイメージをすり合わせることができる、㈱バイナス(稲沢市)のAMRテストフィールドセンターを視察しました。

 

開催日時 令和4年9月26日(月)14:00~16:00

参加人数 7名/7社

株式会社バイナスの事業説明

【株式会社バイナスについて】
・業種を問わずロボット装置を構築するすべての技術領域を保有するシステムインテグレータ企業。
・最先端のセンシング技術を使った手組み工程の自動化が得意。
・技術者の人材育成も展開しており企業内学園(学校)にも豊富な実績あり。
・DX時代に活躍する協働ロボット&AI、AMRのアプリケーションにいち早く着手し、セレクションセンター、テストフィールドセンターにてベストソリューションを提案。

 

◆施設視察

AMRテストフィールドセンターでは地図をプログラミングされたAMRが模擬コースを走行する様子、協働ロボットセレクションセンター(協働ロボットを実システムで導入するために必要な検証・ロボットメーカー比較・評価を行い最適なロボット選定、実システムの構想までを提案するための工場)では遠隔操作で攪拌作業を行う協働ロボットのデモ機等を見学しました。

また、ロボットSI検定研修施設では産業用ロボットRobo-Trainer等の見学を行いました。
※ロボットSI検定とは:FA・ロボットシステムインテグレータ協会が主催するロボットシステムインテグレーション(ロボットSI)を行う上で必要な知識の習得レベル・技能の習熟レベルを測定するための検定試験。

 

◆質疑応答

AMRの導入には工場内の環境整備(できるだけ平坦で段差がないこと)が必要であること、AGV(無人搬送車)と比較すると磁気テープの張り替えやメンテナンスコストの面からAMRの導入を希望するお客様が増えているとの説明がありました。